JAL便への搭乗回数でJMBサファイアを目指す
JALマイレージバンクの上級会員になるための条件で特徴的なのが、
搭乗回数による上級会員資格の取得方法だと思います。
ANAの上級会員資格の取得条件には、このような搭乗回数による目にものは存在せず、
プレミアムポイントというJMBでいうFLY ONポイントのようなポイント獲得数のみが、
資格の条件となっています。
そういう意味では、この回数修行はというのはマイル修行僧のうちでも、
JGC修行でこちらを選択した人しか経験をしていない 少数派で面白い修行方法 なのである。
サファイアになるための搭乗回数
JGC会員になるために最低限必要なJMBサファイアの資格を得るためには、
JALグループやワンワールドアライアンス加盟航空会社の便への
搭乗を 50回
(そのうちJALグループ便25回)
達成するという単純な条件になります。
ただし、この搭乗はマイル積算対象である必要があるため、
マイルを使っての特典航空券での旅行や、
ツアーのうちでマイル積算対象外のチケットでの搭乗はカウントされないので注意が必要ですね。
50回搭乗が適する人
単純に50回乗れば良いという事であっても、普通に1〜12月で50回というのは、
出張など仕事での利用が多い方でも、なかなか達成するのは困難な数字だと思われます。
ですが、そこまでの数の利用が無くとも、
年間で10〜20回程度であれば、普段の仕事やプライベートでの移動(帰省や旅行ですかね)で、JALに乗る年もあるよという人は、そこそこ居るのでは無いでしょうか。
毎年ではなくとも、そのような年もあるという人は、そういう時にこそ回数によるJGC修行を考えてみると良いでしょう。
特に、東京 - 大阪など短距離ではあるけれど、回数はある程度見込めるならば、回数修行の方がススメです。
ただし、出張などでの利用が常に長距離での移動になったり、東南アジアかオセアニア路線の利用が多いという人ならば、FOPでの達成を目指す方が早いかもしれません。
また、普段の仕事などのスケジュールの都合で、長期の休みが取りにく人や、割と直前にならないと休みがわからない人も、国内での回数修行の方が達成しやすい気がします。
いつ頃に修行を検討するのが良いか
出来るだけ早いうちに決められた方が計画は立てやすいようではありますが、1年が始まる前にJGC修行を行おうと考えている人は、特に搭乗回数での修行を決めている人というのは、実はあまり多くないのではないかと私は思っています。
筆者tabimaru33の例をお話しすると、
ANAでのスーパフライヤーズ修行を行って以来ANA便の割合が多かったのですが、2018年初めからたまたまJAL利用が続いて、2月下旬で12回の搭乗回数となっていました。
その先を少し考えると、3月に1回、あとはプライベートで5〜6月に4回ほど、そして時期未定の夏で2回ほどの搭乗を、全て国内移動で見込めていましたがそれ程多くはありません。
2ヶ月で12回位の搭乗は今までにも割とあっても、それが1年のうちの初めの時期にあたるという機会は、なかなか無いかもしれないという思いもあり、
筆者の場合には3月初旬にその年のJGC修行の検討を本格的に始めました。
その先のJGC修行シミュレーションをしてみる
修行を開始する場合には、
現在までに獲得できた搭乗回数12回と、FLY ONポイント (JALカード年初搭乗ボーナスを含め13,174FOPだったようです)を、
10ヶ月で弱の期間で 50回 もしくは 50,000FOP まで増やす必要が生じる訳です。
既にある予定から見込める、搭乗回数とFOポイント数の算出や、今後の修行に充てられそうな年間スケジュール、その日程で行けそうな場所やかかりそうなコストの試算
などを、4、5日ほどは寝る前の時間を使って、やったと思います。
(夏に海外渡航の予定もありましたが、それは既にANAで手配済みで、それを取り直すとコスト的にかなりの無駄になるようだったので諦める事にました。)
こんなツアーを使うとこの時期は安いなとか、
こんな場所になら隙間の数時間で行って来られるなとか、カレンダーや地図、時刻表、路線図、各社のツアーの比較などをみながら行う、この旅のシミュレーションの時間を作る事こそが大切なのです。
検討を重ねた末の決断
そこで数日かかって出した結論は、
せっかくの機会なので今年修行をしてみよう
という事と、
今回は搭乗回数でやってみた方が都合が良くいけそうかも
というものでした。
筆者のように、
マイル修行について何となく知っている人が、
その年の飛行機利用の予定を考えてみた時に、なんとなくの感覚ででも今年はいけるかもと思える時があれば、それが修行開始のきっかけになる気がします。
2ヶ月で12回だったとはいえ、4ヶ月で24回、6ヶ月で36回・・・とは普通に乗っているだけでは、なかなか都合よく進みません。
時間も限られ、それほどお金もかけられないという中で、それを今年中に無理にでもやり遂げるという強い意思こそが、この修行に入るには必要になるのです。
実際のそれからの、搭乗回数でのJGC修行のための行動については、今後書いて行きますね。
読んでいただき、ありがとうございました。